ゴルフをより深く楽しみたいと思ったときに浮かぶ選択肢のひとつが「ゴルフ会員権」。 しかし、「本当に元が取れるの?」「どんなメリットがあるの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ゴルフ会員権のメリットを中心に、費用・特典・選び方・注意点まで、ゴルフ歴10年越えの筆者の体験を交えながら丁寧に解説します。 「会員になる価値があるのか?」を判断できる、本音ベースのリアルな情報をお届けします。
これからゴルフ会員権を検討している方、すでに興味はあるけど一歩踏み出せない方は、ぜひ最後までご覧ください。
ゴルフ会員権のメリットとは?初心者にもわかる基礎知識

ゴルフ会員権とは?仕組みと制度の種類をわかりやすく解説
ゴルフ会員権とは、特定のゴルフ場で「メンバー(会員)」としてプレーできる権利のこと。主に以下の3つの制度に分かれています。
- 預託金制: ゴルフ場にお金を預けて会員になる方式。返還請求は可能だが、クラブの経営状況次第でリスクも。
- 株主制: 運営会社の株を持ち、そのゴルフ場の会員になる形式。議決権や配当があるケースも。
- 社団法人制: メンバーが主体となってクラブを運営。譲渡できないが、永年メンバーとしての誇りがある。
また、正会員、平日会員、法人会員などの種別もあり、利用可能日や年会費に違いがあります。詳しくは後述しますが、自分のライフスタイルに合った会員権を選ぶことが大切です。
ゴルフ会員権の主なメリット6選【コスパ・予約・特典まで】
会員権の主なメリットは以下の通りです:
- プレー料金が大幅割引: ビジター料金より1回あたり1万円以上安い場合も。年に数十回通えば元が取れる!
- 優先予約で希望日が取れる: 混雑しがちな土日や祝日でも、メンバーなら予約がスムーズ。
- 公式競技・ハンディキャップ取得: クラブ主催の大会に出場でき、オフィシャルHCも取得可能。
- 施設の自由利用: 練習場・レストラン・浴場をラウンド日以外も使えるクラブも。
- コミュニティ形成: 同じクラブのメンバーとつながり、ゴルフ仲間や人脈が広がる。
- 資産価値としての魅力: 名門コースでは会員権価格が上昇傾向。将来の売却益に期待できる可能性も。
筆者も実際、年間40回ほどプレーし、1回あたりの費用が約6,000円も下がりました。結果、初期費用は2年で回収できました。

こんな人におすすめ!ゴルフ会員権が向いている人の特徴
会員権の魅力を最大限に活かせるのは、以下のような方です。
- 月2回以上ラウンドする予定がある
- 混雑シーズンでも予約を優先して取りたい
- 競技ゴルフや公式ハンディキャップを取得したい
- ゴルフ仲間や人脈を増やしたい
- 自分だけの「ホームコース」が欲しい
反対に、プレー頻度が低い方や、毎回違うコースでのプレーを好む方には向いていないかもしれません。
ゴルフ会員権の費用・相場と選び方のポイント

ゴルフ会員権の相場価格と必要費用まとめ【初期費用・年会費など】
ゴルフ会員権を検討する際、まず気になるのが価格ですよね。
実際のところ、会員権には次のような費用がかかります。
- 会員権価格: 地方のコースなら数万円〜、都市圏や名門では100万〜1,000万円超の例も。
- 名義書換料: クラブへの手続き料で30万〜100万円前後。譲渡時に必要です。
- 入会預託金: 据置期間終了後に返還請求できるお金。必要ないクラブもあります。
- 年会費: 毎年支払う運営費。目安は3万〜6万円、名門クラブでは10万円超も。
例えば、関東近郊の人気クラブであれば、初期費用100万円前後+年会費5万円というのが一般的な水準です。
初期費用は高額に思えますが、プレー料金の割引や予約のしやすさを考えれば、月2〜3回のラウンドで元が取れる可能性も十分あります。
平日会員・法人会員などの違いとは?会員種別を比較
ゴルフ会員権には、利用可能日や目的に応じた複数のタイプがあります。代表的な会員種別は以下の通りです。
- 正会員: 土日祝を含む全日で利用可。競技参加やクラブ内サービスもフル活用できる。
- 平日会員: 月〜金限定。土日は不可だが、費用は正会員よりも割安。
- 法人会員: 会社名義で所有。従業員や取引先と共有利用でき、接待にも活用可能。
他にも、婦人会員・家族会員などを設けているクラブもあります。
自身のライフスタイルに合わせて、最適なタイプを選ぶのがポイントです。
ゴルフ会員権の購入方法と入会までの流れ【審査・書換料・業者活用】
「会員権はどこで買えばいいの?」という疑問も多いですよね。
購入方法の基本的な流れは以下の通りです。
- 会員権業者に相談: 相場やおすすめクラブの情報を教えてもらえる。
- 購入申込み&売買契約: 条件が合えば手付金を支払い、売買契約書を交わす。
- ゴルフ場へ名義書換申請: 審査や紹介者が必要なケースも。
- 名義書換料を支払って会員証発行: これで正式にメンバーに。
注意点として、理事会による審査や紹介者の必要など、クラブごとに異なる入会条件があります。
初めての方は、信頼できる会員権業者に仲介してもらうのがおすすめです。
失敗しない!ゴルフ会員権の選び方とチェックポイント
ゴルフ会員権は高額な買い物。失敗しないためには以下のポイントをチェックしておきましょう。
- ① 通いやすさ: 自宅や職場から1時間以内が理想。アクセスの良さはプレー頻度に直結します。
- ② コースの質・雰囲気: 自分のレベルや好みに合った設計か?メンバー層やクラブの雰囲気も要チェック。
- ③ 経営状況・財務健全性: 倒産リスクを避けるため、経営母体の信頼性は重要です。
- ④ 名義書換料・年会費: 隠れたコストが高額になるケースもあるので、トータル費用を事前に把握。
- ⑤ 紹介者や審査の有無: 入会条件はクラブごとに異なるため、事前確認が必要です。
特に「近くて、好きなコースで、気持ちよく通える」ことが長続きのコツです。
予算だけでなく、自分のゴルフスタイルと照らし合わせて慎重に選びましょう。
ゴルフ会員権のメリットを最大化する活用術と注意点【まとめ】

購入後の後悔を防ぐ!ゴルフ会員権のデメリットと対策
メリットが多いゴルフ会員権ですが、注意すべき点もあります。代表的なデメリットと対策は以下の通りです。
- 初期費用が高額: → 月2回以上通う頻度があるか、プレー計画を立ててから購入を検討。
- 年会費が毎年発生: → プレーしない年にも費用はかかる。無理なく通える距離か確認。
- ライフスタイルの変化に左右される: → 仕事や家庭事情の変化も見越して選ぶこと。
- 売却時に損をする可能性: → 購入前に相場推移を確認。資産価値より「使って楽しむ」視点で。
後悔を防ぐには、費用対効果だけでなく「ライフスタイルとの相性」も大事です。
活用次第で差がつく!ゴルフ会員権の上手な使い方
会員権は「持つこと」ではなく「どう使うか」がカギ。以下の活用法で、メリットを最大限引き出しましょう。
- 競技ゴルフに挑戦: 月例会・クラブ選手権で腕試し&仲間作り。
- 練習場をフル活用: 平日や仕事帰りにクラブハウスの練習設備を使って差をつける。
- クラブイベントへの参加: 研修会や親睦会で人脈を広げてゴルフの幅が広がる。
- 法人活用・接待利用: 取引先とのラウンドや福利厚生にもおすすめ。
「せっかくのメンバーライフを楽しみきる」ためにも、受け身でなく積極的な活用がおすすめです。
ゴルフ会員権のメリットを再確認!まとめと筆者の実体験
筆者は郊外クラブで会員権を取得。週末プレーの快適さと、月例競技での仲間との交流に、「買ってよかった」と実感しています。
最後に、本記事のポイントをまとめます。
- 月2〜3回以上プレーする人には圧倒的にコスパ良し
- 予約の取りやすさ、施設の充実度、人とのつながりなど「お金では買えない体験」が得られる
- ただし購入前には費用・条件・ライフスタイルの見直しが必須
一度ホームコースを持つと、ゴルフライフがまったく違うものになります。
ぜひ、あなたに合った会員権を見つけて、最高のゴルフ時間を手に入れてください。
以上参考になれば嬉しいです。
「今ここから、すべてが始まる。」
本日もありがとうございました。