【徹底解説】パター センターシャフトのメリットとは?デメリット・プロ使用例・おすすめモデルまで網羅!

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ゴルフのスコアを大きく左右するパッティング。その中でも近年注目を集めているのが「センターシャフトパター」です。
芯で捉えやすく、真っすぐ構えやすいという声がある一方で「難しいのでは?」と感じるゴルファーも多いのが特徴です。

本記事では、「パター センターシャフト メリット」をメインテーマに、実際のメリット・デメリット、プロゴルファー(松山英樹選手)の使用例、初心者への適性、さらにおすすめモデルまで徹底解説します。


記事を読み終えれば、自分にセンターシャフトパターが合うのか、どのモデルを選べばいいのかがはっきり分かるはずです。

目次

パター センターシャフトのメリットとは?

センターシャフトパターには、一般的なヒールシャフトとは異なる特有の利点があります。ここでは代表的なメリットを3つ解説します。

芯で捉えやすく方向性が安定する

結論から言うと、センターシャフトパターは芯でボールを捉えやすく、方向性を安定させやすいのが最大のメリットです。

理由は、シャフトがフェース中央に挿さっているため、シャフトの延長線上にスイートスポット(芯)が位置するからです。そのため、アドレス時にターゲットに対して自然に芯をボールに合わせやすくなります。

例えば、松山英樹選手が使用していた「スコッティ・キャメロン009M」センターシャフトモデルも、この構造を活かして構えやすさと直進性を重視していました。ツアーでのパッティング成績が向上したのも、このメリットの影響が大きいと言われています。

まとめると、方向性に不安があるゴルファーにとって、センターシャフトは芯を意識しやすく、真っすぐ打ち出すイメージを強化できるクラブです。

距離感が合わせやすく3パットが減る

次に挙げられるメリットは、距離感を合わせやすく、3パットを減らせる可能性がある点です。

理由として、常に芯でインパクトできる確率が高まるため、打点ブレによる転がりの不安定さが軽減されることが挙げられます。打感もシャフトを通じて手にダイレクトに伝わるため、繊細な距離のコントロールがしやすくなるのです。

具体例を挙げると、ロングパットで芯を外すと通常は大きなショートやオーバーになりがちですが、センターシャフトでは芯を外しにくいため、転がりが安定して距離感をつかみやすくなります。実際にセンターシャフトを使い始めてから「3パットが減った」という声も多く聞かれます。

つまり、距離感の安定を求めるゴルファーにとって、センターシャフトは大きな武器になるのです。

構えやすく、狙いをつけやすいデザイン

最後のメリットは、構えやすさと狙いやすさです。

センターシャフトは見た目の印象としても「シャフト=芯」というビジュアル効果があります。そのためターゲット方向に真っすぐ合わせやすく、アドレス時に迷いが減ります。特にフェースバランス設計のモデルが多いため、テークバックからインパクトまでヘッドが開閉しにくく、直線的なストロークをイメージしやすいのが特徴です。

具体的には、オデッセイやテーラーメイドのマレット型センターシャフトモデルは、ターゲットに対して視覚的にスクエアに構えやすいと好評です。この効果によって「狙ったところに真っすぐ打ち出せる」という安心感を持つゴルファーは多いです。

まとめると、センターシャフトはアドレス時の視覚効果によって、ラインを合わせやすく、ターゲットを狙いやすいパターと言えます。

パター センターシャフトのデメリットと注意点

メリットが多いセンターシャフトパターですが、注意すべき点やデメリットも存在します。ここでは代表的な3つを解説します。

ミスヒットに弱く芯を外すとブレやすい

結論から言えば、センターシャフトは芯で打てれば非常に安定する反面、芯を外すとブレやすいというデメリットがあります。

理由は、シャフトが中央に配置されていることで重心距離がゼロに近く、フェースバランスが強くなるからです。その結果、芯を外した際にトウ側・ヒール側のバランスが崩れやすく、フェースが一気に開閉してしまいます。

具体例として、ヒール寄りに当たった場合はフェースが開いて右に外れやすく、逆にトウ側に当たると左に引っかけるリスクが高まります。ヒールシャフト型のマレットパターのように慣性モーメントで補正してくれる効果は少ないのです。

まとめると、センターシャフトは常に芯で捉えられる中級者以上に向いているパターであり、初心者が使う場合はまず芯を外さない練習が必要になります。

構えに違和感を覚える人もいる

もうひとつの注意点は、見た目に違和感を覚える人が多い点です。

理由として、他のゴルフクラブには存在しない「中央にシャフトが刺さっているデザイン」が独特で、人によっては「シャフトがボールの後ろにかぶさって見える」「ターゲット方向が分かりづらい」と感じるケースがあります。

具体的には、長年ヒールシャフトのピン型パターを使ってきたゴルファーが、センターシャフトに持ち替えると「左に向きすぎているように感じる」といった声が多く聞かれます。慣れるまでは数ラウンド必要になることも少なくありません。

つまり、構えやすさを重視するゴルファーにとっては、センターシャフトの独特なデザインに馴染めるかどうかが重要なポイントになります。

初心者にとっては難しい?適性を解説

最後のデメリットは、初心者にはやや難しい場合があるという点です。

理由は、前述のとおり「芯を外すとブレやすい」という特徴があるため、まだパッティングが安定していない初心者には不向きと感じることがあるからです。特にロングパットで打点がばらつきやすい人は、距離感が合わずスコアを落とすリスクがあります。

具体例として、Yahoo!知恵袋などでも「センターシャフトは初心者向けですか?」という質問があり、多くの回答が「芯を外すとシビアなので上級者向け」としています。ただし「方向性が分かりやすいから初心者でも使いやすい」という意見もあり、評価は分かれます。

まとめると、センターシャフトは初心者には慣れが必要だが、直進性を求める人には魅力的な選択肢であると言えます。最終的には、自分のストロークタイプと感覚に合うかどうかを試して判断するのがおすすめです。

プロも愛用!松山英樹も使ったセンターシャフトパター

センターシャフトパターは「難しい」という印象を持たれがちですが、実際には世界のトッププロも使用して結果を出しています。特に松山英樹選手がセンターシャフトパターを使用して優勝したことは大きな話題となりました。

松山英樹が使用したスコッティ・キャメロン009M

結論から言うと、松山英樹選手が愛用したのはスコッティ・キャメロン009M(センターシャフト・ツアープロトタイプ)です。

理由は、このモデルが「芯に当てやすく直進性を出しやすい」という特徴を持ち、松山選手のストロークにマッチしたからです。シャフト位置が中央に近いことで、アドレス時に芯を意識しやすく、ラインに集中しやすい効果がありました。

具体例として、松山選手は2025年のPGAツアー開幕戦「ザ・セントリー」でこのパターを使用し、圧巻のパッティングを披露。4日間のストローク・ゲインド・パッティング(SG:P)は+5.4でフィールド3位を記録し、優勝につなげました。

まとめると、松山選手の成功体験は「センターシャフト=難しい」という先入観を覆し、芯を捉えやすい構造がプロレベルでも十分通用することを示しました。

パッティング成績が改善した理由

松山選手がセンターシャフトに替えて成果を出した理由は、構えやすさと芯の意識のしやすさにあります。

理由は、センターシャフト特有の「シャフト=芯」という視覚効果によって、ターゲットに真っすぐ構えやすくなったからです。さらに、フェースバランス設計の効果でフェースの開閉が抑えられ、ストローク全体の安定感が増しました。

具体的に、松山選手は前年までストローク・ゲインド・パッティングでツアー121位(-0.118)と低迷していましたが、センターシャフト導入後は+0.474で34位まで急上昇。これは年間を通じて明らかな改善であり、道具がプレーに大きな影響を与える好例です。

まとめると、松山選手のパフォーマンス改善はセンターシャフトのメリットがトッププロでも有効であることの証拠だと言えるでしょう。

他のプロゴルファーの使用例

松山英樹選手以外にも、谷原秀人プロや堀川未来夢プロ、畑岡奈紗プロなどがセンターシャフトパターを使用しています。

理由は、彼らが方向性と安定感を重視するタイプのプレーヤーであり、センターシャフトの直進性がストロークの再現性向上に役立っているからです。

具体例として、畑岡奈紗プロはオデッセイのセンターシャフトモデルを使用しており、女子ツアーでも直進性と構えやすさのメリットを生かしています。また、欧米ツアーではマレット型センターシャフトの使用率が年々増加しており、プロの間でも選択肢として確立しています。

まとめると、センターシャフトパターは世界のトッププロからアマチュアまで幅広く支持されている実績あるパターだと言えるでしょう。

パター センターシャフトはどんな人に向いている?

センターシャフトパターは万人向けではなく、プレースタイルやパッティングの特徴によって向き不向きが分かれます。ここでは、特に相性が良いゴルファー像を解説します。

真っすぐ打ちたいストロークタイプ

結論から言えば、ストロークを真っすぐ引いて真っすぐ出すタイプのゴルファーにセンターシャフトは最も適しています。

理由は、センターシャフトはフェースバランス設計のモデルが多く、ストローク中のフェース開閉を最小限に抑えられるからです。そのため、イン・トゥ・インの軌道よりも「ストレート・トゥ・ストレート」のストロークを得意とする人に大きなメリットがあります。

具体例として、松山英樹選手はストローク時にフェースをあまり開閉せず、直線的に動かすタイプ。センターシャフトが彼のスタイルにフィットし、成績向上につながったのは有名です。

まとめると、直線的なストロークを理想とするゴルファーには、センターシャフトは強力な武器になります。

方向性を重視するゴルファー

次に向いているのは、「ラインに乗せること」を最優先するゴルファーです。

理由は、センターシャフト特有の「シャフト=芯」という視覚効果が、アドレス時にターゲットへ正しく構えやすくするからです。さらに、芯を捉えやすいため打ち出し方向が安定し、狙ったラインに乗せる再現性が高まります。

具体的には、ショートパットで「カップのど真ん中に打ちたい」と考えるゴルファーにとって、センターシャフトは大きな助けになります。プロの間でも「方向性を最重要視する選手が好んで使う」という傾向が見られます。

まとめると、ラインを外さず正確に打ち出したいゴルファーにとって、センターシャフトは理想的な選択肢です。

ミドル〜上級者におすすめの理由

最後に、パッティング経験のある中級者以上のゴルファーに特におすすめです。

理由は、センターシャフトは芯を外すとシビアに結果が出るため、ある程度の打点安定が必要になるからです。経験を積んだゴルファーほど芯を外さず打てるため、メリットを最大限活かせます。

具体的に、初心者はヒールシャフト型の慣性モーメントが大きいパターのほうが安心感を得やすいですが、中級者以上は「構えやすさ」「直進性」「芯の感覚」を重視し、センターシャフトの利点をスコアアップに直結させやすくなります。

まとめると、センターシャフトパターはパッティング精度をさらに高めたいミドル〜上級者におすすめのモデルです。

おすすめのパター センターシャフトモデル

ここでは代表的なセンターシャフトパターを3つ紹介します。いずれもプロや上級者にも支持されているモデルで、初心者にも使いやすい工夫がされています。

オデッセイ(ODYSSEY)センターシャフト

結論から言えば、オデッセイはセンターシャフトパターの代表格です。

理由は、ラインナップが豊富で、マレット型からブレード型まで幅広く展開しているからです。特に「ホワイトホット」や「トライビーム」シリーズは、直進性と打感のバランスに優れており、多くのゴルファーから高評価を得ています。

具体例として、女子プロの畑岡奈紗選手はオデッセイのセンターシャフトモデルを愛用しており、安定した方向性と構えやすさを武器にしています。また価格帯も幅広く、初心者から上級者まで選びやすいのも魅力です。

まとめると、オデッセイは「まず試すならコレ」という安心感のあるブランドです。

テーラーメイド Spider CS

次におすすめなのが、テーラーメイド Spider CS(センターシャフト)です。

理由は、大型マレット型で慣性モーメントが非常に高く、ミスヒット時の安定性が抜群だからです。センターシャフトの弱点である「芯を外すとブレやすい」という課題を、ヘッドの大きさと重量配分でカバーしています。

具体例として、SpiderシリーズはPGAツアーでも使用率が高く、世界中のプロに愛用されています。特にセンターシャフト仕様は、方向性重視のプレーヤーに支持されており、「真っすぐ構えて真っすぐ打ちたい」というニーズにしっかり応えています。

まとめると、Spider CSはセンターシャフトの精度とマレット型の安心感を両立したモデルで、多くのゴルファーにマッチします。

スコッティ・キャメロン センターシャフト系モデル

最後に紹介するのは、スコッティ・キャメロンのセンターシャフト系モデルです。

理由は、ツアープロからの圧倒的な信頼性と高品質な削り出し構造にあります。松山英樹選手が使用していた「009Mセンターシャフト」も、スコッティ・キャメロンの特注モデルで、その性能が勝利に直結しました。

具体例として、キャメロンの「ファントム」シリーズや「ニューポートCS」は、構えやすさと打感の良さに定評があります。価格はやや高めですが、所有感と実戦性能を兼ね備えており、上級者や本格志向のゴルファーにおすすめです。

まとめると、スコッティ・キャメロンは「最高品質で結果を出したい人向けの特別な一本」です。

まとめ

結論から言えば、センターシャフトパターは「芯で捉えやすく、方向性を安定させたいゴルファー」に最適な選択肢です。

理由は、シャフトがフェース中央にある構造上、ターゲットに対して真っ直ぐ構えやすく、ストローク中のフェース開閉を抑えられるからです。そのため、ショートパットの安定や距離感の再現性向上に役立ちます。

具体例として、松山英樹選手がスコッティ・キャメロン009Mセンターシャフトを使用してPGAツアーで優勝したケースは象徴的です。実際にパッティングスタッツが改善し、世界トップレベルのプレーヤーでも「構えやすさ」「芯の意識しやすさ」がスコアに直結することを示しました。

もちろん、芯を外すとブレやすい、見た目に違和感を持つ人がいるといったデメリットもあります。しかし、オデッセイやテーラーメイドなどは大型マレット型でその弱点を補っており、初心者から上級者まで対応できる選択肢が揃っています。

まとめると、センターシャフトパターは方向性や直進性を求めるゴルファーに大きなメリットをもたらすクラブです。自分のストロークタイプや感覚に合わせて選べば、確実にパッティングの武器となるでしょう。

以上参考になれば嬉しいです。
「今ここから、すべてが始まる。」
本日もありがとうございました。

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