ゴルフ初心者が陥る『インパクトで止める』落とし穴|飛距離不足を解消するコツ

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「ボールをしっかり当てたい!」そんな思いが強すぎて、インパクトで体が止まってしまう…。

これはゴルフ初心者に非常に多い現象で、実は飛距離が伸びない最大の原因のひとつです。

この記事では、そんな「インパクトで止めてしまう」動作の正体と、それが飛距離不足につながる理由を徹底解説。

さらに、正しいインパクトの意識と効果的な改善ドリルも紹介するので、初心者でも安心して飛距離アップを目指せます。

本気で「もっと飛ばしたい」と思っているあなたへ。今ここから、スイングが変わります。

目次

ゴルフで「インパクトが止まる」と飛距離が出ない理由

インパクトで止めるとは?多くの初心者が誤解している動作

初心者によく見られるのが、「しっかり当てよう」と思うあまり、インパクトの瞬間に体や手の動きがピタッと止まってしまうこと。

しかしこれは、ボールに力を伝えきれないNG動作です。

本来のスイングは、インパクトの瞬間が「最大加速ポイント」であり、そのままフォロースルーに流れるのが理想

「インパクトで止める」とは、意図せずスイングのエネルギーをブレーキしてしまっている状態を意味します。

飛ばない原因は“動作のブレーキ”と“力の逃げ”にある

インパクトで止まってしまうと、以下のような悪影響があります:

  • ヘッドスピードが最大になる前にブレーキがかかる
  • フェースが開きやすくスライスが出やすくなる
  • 体重移動が不十分で、ボールにパワーが乗らない

つまり、スイングとしては「当てにいく打ち方」になってしまい、結果的に飛ばないのです。

この癖を放置すると、ミート率も悪化し、方向性まで不安定になるため早めの修正が重要です。

プロは止めていない!?正しいインパクトのイメージ

プロゴルファーのスイングを見ると、インパクトはあくまで通過点であることが分かります。

決して「当てて終わり」ではなく、ヘッドが加速し続けながらフォローへ向かうのが共通点。

意識的に「止めている」と感じる場面でも、実際には慣性でヘッドが走り、スイングが流れているのです。

正しい感覚を知ることが、飛距離アップへの第一歩です。

飛距離アップのために「止める動き」を改善する方法

手元・体を止めずにヘッドを走らせる意識を持とう

インパクトで「止まる」原因の多くは、体や手を硬直させてしまうこと。

そこで大切なのは、クラブヘッドを最後まで走らせるイメージを持つことです。

体の動きを途中で止めるのではなく、スイング全体を“流す”ように打つことで、ヘッドスピードとミート率が大きく改善します。

「止めない」意識を持つことで、自然と左足へ体重が乗り、フォローまでスムーズにつながるようになります。

「寸止めドリル」で正しい動きを体に覚えさせる

初心者におすすめの練習法が寸止めドリルです。

これはインパクト直前でスイングを意識的に止めることで、正しいインパクトの形を体感するトレーニング。

一見逆効果に思えるかもしれませんが、

  • 手首の使いすぎを防ぐ
  • フェースの向きを安定させる
  • 体の突っ込みを防ぐ

といったスイングの再現性を高める効果があります。

まずは素振りから始めて、少しずつボールを打っていくと感覚がつかめます。

ヘッドスピードを自然に引き出す練習法3選

  1. ペットボトル素振り:水を入れたペットボトルをクラブ代わりに振ることで、ヘッドの“走り”を体感
  2. 布団叩きドリル:腕の脱力感とインパクトの“押し込み”を感じられる練習
  3. 左肩キープドリル:トップからインパクトまで左肩の位置を維持して、体の開きを抑制

これらの練習を取り入れることで、体の使い方や加速ポイントの感覚が身につき、自然と飛距離が伸びていきます

インパクトで止める意識が逆に役立つケースもある

実は「止める」という意識が効果的な場面も存在します。

たとえば、スライスが強すぎる方や、振り遅れがひどい方には、あえて「手元を止める意識」を持つことでクラブヘッドが追い越す動作が生まれ、結果的に飛距離が改善される場合も。

これは慣性の法則

ただし、止めるのは“意識”であって、実際の動作ではないことを忘れないようにしましょう。

あくまでヘッドが走る感覚を身につける手段のひとつとして活用してください。

よくある疑問とその答え|ゴルフ インパクトで止めるQ&A

「止めるって本当に飛距離に悪いの?」

結論から言うと、ほとんどの場合「インパクトで止める」意識は飛距離に悪影響です。

クラブを加速させるには、インパクトで減速するような動作をしないことが重要。

「止める」動作は、ヘッドスピードの低下、ミート率の低下、スライスの原因にもなります。

ただし一部のケース(スライス癖の修正など)では、一時的な矯正として「止める意識」が使われることもあります

「意識して止めたほうが飛ぶって聞いたけど本当?」

一部のドラコン選手やレッスンプロが「インパクトで手元を止めるイメージで飛距離が伸びた」と語ることがあります。

これは物理的には“止めることでヘッドが先行し、加速する”慣性の利用です。

しかし、これはかなり高度な感覚であり、初心者が真似をすると単純に動作が止まり、逆に飛ばなくなる可能性が高いです。

初心者の場合はまずスムーズなスイングの流れを意識することが優先です。

「止めない意識に変えたら、逆にミスが増えた…」

このケースはよくあります。

インパクトで「止めないぞ!」と意識しすぎるあまり、体が突っ込んでミスショットを誘発するパターンです。

大切なのは、無理に止めないようにするのではなく、“流れるような動き”を作ること

トップからの切り返しをゆったりと、下半身リードで振り抜く意識を持ちましょう。

また、練習ドリルで感覚を整えることが最も効果的です。

まとめ:ゴルフでインパクトが止まる動きを改善して飛距離アップを実現しよう

インパクトで「止まってしまう」動作は、ゴルフ初心者が飛距離を伸ばせない大きな原因のひとつです。

本記事で紹介したように、止める意識はエネルギーの減速やスイングの流れを阻害し、ミスショットやスライスの原因にもなり得ます。

しかし逆に、クラブヘッドを最後まで走らせる意識や、「寸止めドリル」などのトレーニングを取り入れることで、

スイング全体がスムーズになり、飛距離・方向性ともに改善される可能性が高まります。

ゴルフは“意識ひとつ”で大きく変わります。
ぜひ今日から、インパクトの「止める」意識を見直して、もっと気持ちよく、もっと遠くへ飛ばしていきましょう。

以上参考になれば嬉しいです。
「今ここから、すべてが始まる。」
本日もありがとうございました。

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